ご挨拶
当会は昭和50年代より、熊本県の精神神経科診療所の管理医師を中心とした精神科医の集まりとして活動してまいりましたが、このたび令和8年4月1日付で、「一般社団法人 熊本県精神神経科診療所協会」として法人化する運びとなりました。
現在、精神科医療は大きな変革の只中にあります。メンタルヘルスの重要性が広く認識される一方で、その受け皿となる診療所は依然として不足しているのが現状です。その結果、初診までの待機時間の長期化や、全国チェーン型のメンタルクリニックの増加など、さまざまな課題が生じております。
こうした状況の中で、地域に根ざした小規模診療所がより質の高い医療を提供していくためには、互いに連携し、研究・研鑽を重ねながら適切に対応していく体制づくりが不可欠であると考えております。そして、その成果を地域社会へ還元してまいりたいと存じます。
また当会は、「日本精神神経科診療所協会」における各県の役割を担う組織である「熊本県地区会」として、近年活動してまいりました。この役割につきましても、引き続き担っていく所存です。
皆様におかれましては、今後ともご理解とご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
令和8年4月1日
一般社団法人 熊本県精神神経科診療所協会
代表理事 会長 安川 節子
沿革
総合病院外来や行政機関の医師も参加し、活動が拡大。
以後、診療所を中心とした研究会活動が活発化。
日精診熊本地区会として再編し、少人数で活動を継続。
震災関連テーマの研究会を共催。
診療所の勉強会について
大内清が中心となり診療所の勉強会をしていましたが、2012年10月より「熊本県外来精神科カンファレンス」として年に数回開催しています。
| 回数 | 開催年月 | テーマ | 講師 |
|---|---|---|---|
| 第1回 | 2012年10月 | 職場結合性うつ病・双極性障害の病態と治療 | 自治医科大学 加藤 敏 先生 |
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| 第61回 | 2024年10月 | Unmet medical needs に応えるうつ病治療とはー新たな増強療法への期待ー | 赤坂クリニック 坂元 薫 先生 |
| 第62回 | 2024年12月 | 発達障害やトラウマを伴ううつ病 | 川崎医科大学 村上 伸治 先生 |
| 第63回 | 2025年2月 | 最近の不眠症診療について | くわみず病院 池上 あずさ 先生 |
| 第64回 | 2025年3月 | 当院における Measurement Based Care の導入と実践 | よやすクリニック 中田 滋寛 先生 |
| 第65回 | 2025年6月 | QOLを考慮したてんかん薬物療法〜精神症状を有するてんかん患者の治療〜 | 新宿神経クリニック 渡邉 雅子 先生 |
| 第66回 | 2025年8月 | アルツハイマー型認知症のBPSDと新たな治療 | SOLA CLINIC 小山 一静 先生 |
| 第67回 | 2025年9月 | 労働者うつ病治療の理論と実践 | 福岡大学 堀 輝 先生 |
| 第68回 | 2025年10月 | これからの不眠症治療戦略〜精神科医こそ求められるベンゾ依存からのシフト〜 | 有吉祐睡眠クリニック 有吉 祐 先生 |
| 第69回 | 2025年11月 | 不眠と精神疾患 | 八代更生病院 阿部 恭久 先生 |
| 第70回 | 2026年2月 | 統合失調症とASDの病態生理 〜共通点と相違点〜 | 熊本大学 牧之段 学 先生 |
| 第71回 | 2026年3月 | 自殺について | 熊本大学 牧之段 学 先生 |
役員名簿
令和8年4月1日〜令和10年3月31日
| 役職 | 氏名 | 診療所名 |
|---|---|---|
| 代表理事・会長 | 安川 節子 | 熊本ファミリーメンタルクリニック |
| 副会長 | 本島 昭洋 | くろかみ心身クリニック |
| 副会長・事務局 | 中田 滋寛 | よやすクリニック |
| 理事 | 小山 一静 | ソラクリニック |
| 理事 | 高橋 教朗 | むさしケ丘クリニック |
| 理事 | 松崎 志保 | よもぎクリニック |
| 監事 | 荒木 幹太 | 荒木医院 |
| 監事 | 池上 研 | 池上第二クリニック |